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10)アキさんの事例
<恋愛>
何度恋愛しても好きな人とは終わりになっていたのが、「プライベート・レッスン」後、ずっと好きだった彼から、お付き合いを申し込まれ、はじめて愛される感覚を味わうことができたアキさんの事例。
おしとやかで、やさしい雰囲気をお持ちのアキさん。
ですが、「プライベート・レッスン」に参加した当初、「自分が愛される気がしない」とおっしゃっていました。
「愛されたい!」けど「愛されない!(気がする)」。アクセルとブレーキを同時に踏んでいたのですね。
そこで最初、お電話でお話したのですが、はじめて30分くらいたったときに、「いいなと思う人がいるんですけど、どうしたらいいんでしょう?」
ということばの下に隠れていた想いが、こちらの胸に響いたのですね。
「いい人といい関係になりたいです♪」(電話での声)
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<どうせ私はムリよ>(少し投げやりな気持ち)
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<<こんな私じゃムリでしょう?>>(ちょっと怒り)
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【心から受け入れて欲しい、愛して欲しい】(心の声)
↑下に行くほど心の奥底に近づいていく。
表面的にはやさしい言い方だったのですが、その奥に何か怒っているようなメッセージを感じたのです。
どこをとっても申し分ないはずのアキさん。なのに「私は愛されない…」と心底信じていました。
これまでさんざんいろんなセミナーに参加し、コーチを受けてきたアキさんには単に、
「大丈夫ですよ〜」とか「過去の思い込みですよ」なんて言っても響かないことは明らかでした。隠れた想い「解けるものなら解いてみてよ」という半ば投げやりな気持ちがあったのです。
そこで私たちは笑いながら
「ハハハ、アキさん。『幸せにしてくれるのならしてみせてよ!みたいなノリになっていますよ(笑)。それ、お父さんかお母さんへの挑戦状ですね。幸せになるもんか! っていう…」
そう言うとアキさんは、ハっとします。
インナーチャイルドとかトラウマとか、そういった過去の思い出は癒したつもりだった。けれどどうしても解けなかった知恵の輪が解けた気がしたのです。
そのときの報告がこれです。
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ひろさん、れいこさん、今日はありがとうございました。
たった少しの会話で核の部分に到達した気がして、びっくりでした。 |
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父親に反抗している。愛されたいと願いつつ、こんな私を愛せるの?
と挑戦しているのも、それらを全部選択しているのも自分というのは、すごくヒットというか、がーん!!!×いっぱいでした。 |
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ほんとうにその通りだ、って思ったし、子どものころ頭がよかったのも近寄りがたいと言われ続けていたのも、同僚や友人の男性に対して批判的になるのも、いい人だったのに、夢や、ビジョンや力がないと別れてしまったことも。 |
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すべておなじところにあったのかも〜!!というのが、今日の最大の気づきです。
きゃ〜!!どうしたらいいの〜?という感じです。
友人を車に迎えにいく間、父に対して思っていたのは「かわいい」っていいって言って可愛がってほしかったな〜ということ。 |
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運転しながらちょっと泣きました。ほかにもいくつかあったのですが、今日いちばんせつなくなったのはそれかなあ。 |
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【ひろ&れいこより】
いつの間にかやっているクセ(反応パターン)というのは、自分ではなかなか気づけないものです。
その道の人に尋ねても、「大丈夫ですよ、愛されます」とか、「お父さんとの確執が今を作っています」とか、わかったようなわからないようなアドバイスをされる。腑に落ちないんです。
そこで私たちは、アキさんの中に隠れた知恵の輪(想いのつぶやき)の多重構造を解いたのです。自分の中でヒネリが入っているためなかなか解けない。その部分をひも解いたのですね。
このようにスンナリと解けない場合は、何かヒネリが入っているととらえます。そうすることで解くカギを得るのですね。
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〜「おかげさまでの報告です」アキさんからのお便り
そんなアキさんには、気になる男性がいました。けれど「受け入れられないのでは?」「愛されないのでは?」という想いがまだありました。そこを「プライベート・レッスン」で一緒に進んでいったのです。
ではアキさんがレッスン終了後どうなったか、今日届いたお便りをご紹介しますね。
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ひろさん、れいこさん、あれから1ヶ月ちょっと経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか? |
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今日はご報告したいことがあってご連絡しました。 |
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実は、あれから好きだな?って思っていた人と、毎日ちょとずつ仲良くなって好きだと言ってもらえて、久しぶりに恋愛モードを楽しんでいます。 |
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相思相愛(笑)になるのはほんと久しぶりで、無条件に愛していい関係を持てたことが純粋にうれしいです。 |
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相手は一回りも若くて、わたしに子どもがいることとか戸惑いはありますが、そういう大切な話やネガティブなことも、きちんと受け止めてもらえる安心感のある関係を日々築いています。それが何よりうれしいことです。 |
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わたしにこんな幸せな関係ができると思っていなかったし、愛される自信がまったくなかったけど、ひろさんとれいこさんのおかげだなあと心から感謝を伝えたくってメールしました。 |
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いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。 |
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【ひろ&れいこより】
よかったですね。最愛のパートナーといい関係になれて。
正直なところ最初お話したとき、「どこまで言っていいものか」少し躊躇しました。
言い過ぎて傷つけてもいけないし、言わな過ぎてピンとこなくてもいけない。
できることならさりげない会話で気づいてほしい。けれどそれはむずかしい。
でもいろいろとやってきたアキさんなら、感性も高いはずだ、そう踏んでズバっとコーチさせていただいたのです。それが功を奏し、お役に立ててよかったです。
年令のことが気になったり、お子さんがいることが気になったりして二の足を踏めない方がいます。
男性だったら仕事が安定していなかったり忙しかったりして、恋愛にまで踏み込めない方がいます。
そうした人たちにアキさんのような事例はとても勇気をもたらします。
こちらこそ、ありがとうございました。そして末長くお幸せに…。 |
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